1人暮らしにかかるお金

1人暮らしって学生時代はものすごく憧れていました。大学生の時は実家から通っていたので、1人暮らしを始めたのは社会人2年目からですね。社会人1年目も実家から通っていました。その後、念願の1人暮らしが叶ったのです。そんな昔の話はどうでもいいですが、1人暮らしってハッキリ言って結構大変です><

家賃もかかるし、洗濯もしなくてはいけません。食事も自分で用意し、部屋の掃除も自分です。何もかもを自分自身でできるようにならなければいけないのです。すべてがまぁまぁのハードルですが、一番は、やはり『お金』ではないでしょうか?

お金が無いと1人暮らしなんてできるはずがありません。

では、いくらあれば1人暮らしができるのでしょうか?少し考えてみましょう。漠然とお金が必要と言っても、収入がどれくらいあればよいのか?何が必要なのか?などなど検討することはたくさんあります。ここでは、1人暮らしを始める方へのちょっとした話をしたいと思います。

家賃の考え方

一番かかるのは何といっても『家賃』でしょう。
家賃は給料の30%までと聞いたことがあると思います。しかし、これはあくまで目安です。しっかりと計算してから考えましょう。まず、計算すべきは家賃以外の費用です。給料の30%をクリアしても生活できなければ家賃を払い続けられません。

生活に掛かる費用

では、生活していく上で掛かる費用とは何があるでしょう。自身の支出をすべて書き出していきます。

  • 食費
  • 水道/光熱費
  • スマホ
  • インターネット
  • NHK受信料
  • 各種契約
  • タバコ
  • 趣味
  • 交際費
  • その他(衣服など)

1.食費

なんといっても食べなければ生きていけないのです。
食費としては、『家での朝食、夕食』『会社での昼食』『飲料』などがあります。ここでは計算を簡素化するため、1食600円で見積もります。
600円×3食×30日=54,000円

2.水道/光熱費

『水道代』『電気代』『ガス代』ですね。私の場合、すべて合わせて毎月11,000円となります。

3.スマホ

スマートフォンは、現在80%以上の方が利用しているそうです。(シニア層を抜かせばもっとです。)今は、キャリアから乗り換えて、格安SIMのmineoにしています。ものすごく安いです!今までキャリアで契約していましたが、もったいなかったなぁと思っています。月額は1,518円となります。

4.インターネット

こちらも近年、欠かせない存在となってきました。ポケットWi-Fiを使用している方も多いと思いますが、自宅にネット回線が無いと困る時代になりましたね。私もしっかりインターネット回線を引いています。IPoEの契約もプラスで入っているので、月額6,000円程度です。

5.NHK受信料

払いたくはありませんが、TVがあるので払っています。地上契約13,650円/年(12ヶ月前払いの場合)他の契約をしている方はそちらで計算してください。月額料金で計算した方がわかりやすいので13,650円/年 ÷ 12ヶ月 ≒1,138円/月

6.各種契約

クレジットカードの年会費、Amazonプライムへの登録など様々なサービスを契約している方も多いのではないでしょうか?私もいくつか契約していますのでそれぞれ計算していきます。

●クレジットカード年会費11,000円
 ⇒ 約917円/月

●Amazonプライム年会費4,900円
 ⇒ 409円/月

●dアニメストアfor Prime Video
 ⇒ 440円/月

Kindle Unlimited
 ⇒ 980円/月

●Yahooプレミアム
 ⇒ 508円/月

7.タバコ

吸わない人も多くなったと思いますが、数値で見ると顕著に表れます。1967年(昭和42年)頃までは、男性の喫煙率が80%を超えていました。2000年(平成12年)頃で約50%。今では30%を切っています。女性の喫煙率は、1967年で17.7%で、現在では、9%を切っています。女性は比較的、タバコを吸っていない方が多いみたいですね。時代に背いてタバコを吸っている方にはタバコ代が生活費に加算されます。

タバコ1箱:570円、1日1箱として計算すると570円×30日=17,100円/月

8.趣味

人によって様々だと思いますが、私の場合パソコンをローンで購入しました。金利が掛からないという事だったので、ローンとしています。これが5,400円/月です。他にこれと言って趣味はないですが、マンガ本を定期的に購入しています。大体でいいので算出しておきましょう。2,000円/月としておきます。

9.交際費

コロナ禍で会社の飲み会は大分減りました。というより無くなりました。お金が減らなくてよかった反面、少し寂しい気もします。また、男女の交際においても遠出することが殆どなくなりましたので、お金が掛かりませんね。コロナがあけたらパァーっと使いたいものです。しかしながら自粛しているとはいえ、お友達との食事などは減っていません。断ってばかりだと誘いもなくなってしまいますので、少しばかりお金をかけてもいいのではないでしょうか?という事で20,000円/月としておきます。

10.その他(衣服など)

ファッションに命を懸けている方もいるかもしれませんが、私はメーカーなど特にこだわりはありません。靴だけお金をかけていますが、それもたかが知れています。その他の項目には上記以外で掛かるお金を計算していきましょう。衣服などは季節によって掛かるお金が違うと思いますので、大体平均して月額換算してください。10,000円/月くらいですかね。

全部足してみよう!

全部足してみると、このような形になりました。合計で131,410円ですね。という事は、自分の給料からこの額を引いた値が、家賃に使えるお金という事になります。(但し、貯金は考えていません)では、どれくらいの家に住めるでしょうか?私の会社員としての給与(手取り)は、29万円前後です。残りは290,000円-131,410=158,590円となります。

必ず、158,590円の中から家賃を捻出しましょう。そうしなければ生活ができないということになるのです。

本来であれば、何かあった時に備えて貯金も出来ればいいですね。


家賃を8万円として計算すると、78,590円の貯金ができます。1年で考えますと78,590円×12ヵ月=943,080円の貯金です。まぁまぁの金額が貯金できそうです。

まとめ

人それぞれですが、ちゃんと生活を想定して家賃を決めるのが良いと思います。お金が有り余っている人なら気にしないのでしょうけれども、私を含め大多数がお金を気にしながら生きなくてはいけません。上記を参考に検討していただければ幸いです。因みに私の家賃は約27.6%なので、3割というのもあながち間違いではないかもしれません。

あまりにボロイアパートなんかに住んでいると、人を呼べなかったり、壁が薄くて住みにくかったりと問題がでてきますのでお金以外も気を付けてくださいね。

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