私が働いている会社でも、3度目の緊急事態宣言(東京、大阪、京都、兵庫:2021年4月25日~5月11日まで)を受けてようやく対策を打ち出しました。まとめると下記のようなもです。
- 新型コロナウイルスに罹ったら、会社にきちゃダメ。但し、出勤扱いとする。
- 家族が罹っても、会社にきちゃダメ。但し出勤扱いとする。
- テレワークの推奨。仕事に支障が出なければ、自宅待機としてもOK。
- 時差出勤OK。但し、所属長の指示に従うこと。
- 各事項は所属の取締役と部長の指示に従うこと。
内容としては、ホワイトです。
それぞれ少し詳細に説明していきましょう。
1.新型コロナウイルスに罹ったら、会社にきちゃダメ。但し、出勤扱いとする。
企業の規模としては、1,500人ほどの従業員が働いています。まだ私のところでは、罹った人はひとりもいません。結構優秀ですねw 消毒液の配布やマスクの配布などを一度きりですが、全従業員へ配布したりと対応をしてもらえました。これはまだ誰も使ったことはありませんが、安心して働けますね。
2.家族が罹っても、会社にきちゃダメ。但し出勤扱いとする。
これもいいですね~家族が罹っても安心して看病できます。病院に連れて行ったり一人ではつらいですからね。
3.テレワークの推奨。仕事に支障が出なければ、自宅待機としてもOK。
一見して良い施策だと思いますよね~ ですが、『仕事に支障が出なければ』と書いてあるのです。まぁ自宅待機をするつもりはありませんが、意味のない文言です。
テレワークをやったことがある人はわかると思いますが、絶対に支障が出ます。うちの会社は自宅待機ではなく、テレワークを実施する際にも『仕事に支障が出なければ』と付いています。なのでテレワークを実施している人は少ないのです。対外的にもホームページなどに公開しているので、会社イメージは良いでしょう。しかし実態はこんなものです。
4.時差出勤OK。但し、所属長の指示に従うこと。
結論から言うと、時差出勤している人はいません。所属長となる人は、古い人間が多いです。こういった時差出勤を認めないのです。というより時差出勤だけでなく、新しいことに対応できないのです。国や都、県が一生懸命に推奨しても結局はここを変えなければ永遠に変わらないでしょう。
5.各事項は所属の取締役と部長の指示に従うこと。
会社員なので指示に従うのは当たり前です。よっぽどでない限り、そこに逆らうほど愚かではありません。しかし、コロナ対策に関して指示はありません・・・指示がない事には従えませんよね。所属長へも指示がないそうです。最近の新人は報連相がなっていない!と怒っているのに自分は対応できていないのです。まぁこういう上司は早いところ引退した方が身のためです。上司の方々は努々気を付けてくださいね。
まとめ
会社内にいればこういったコロナ対策だけでも、その企業の体質がわかります。しかしホームページに公開しているので、優良企業だと思って就職活動をしている方々にはわからないものです。実態を見たらがっかりするでしょう。大抵の企業はこういった悩みを抱えていると思います。やはり古い上司をさっさと処理できるような体制を取らなければ、企業も立ち行かなくなること間違いなしです。
皆さんの会社はどうですか?古い体質に支配されていないですか?これを機に少し考えて頂ければと思います。